「ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命」 ナチスから子供たちを救った男の実話
第二次世界大戦直前のプラハ。ロンドンで株の仲買人をしている青年、ニコラス・ウィンストン(ジョニー・フリン)はナチスから逃れてきたユダヤ人たちの悲惨な暮らしを目にする。せめて子供たちをイギリスに避難させたいと思った彼は、仲間と里親を探す活動を始める。 オスカー・シンドラーや杉原千畝のように、ホロコーストから命を救うべく奔走した男の実話を映画化。「見たものを見なかったことにはできない」という気持ちに突き動かされた偉業を描いている。しかしアンソニー・ホプキンスが演じる晩年のニコラスの胸中にあるものは、列車に乗せることがかなわず、救えなかった命への後悔だ。言葉少なにプールサイドでたたずむ彼の表情には...