Johnny Flynn
1983年3月13日 生まれ
「ジョニー・フリン」記事件数
Netflixで独占配信中のシリーズ「リプリー」は、パトリシア・ハイスミスのミステリー小説「TheTalented Mr. Ripley(才能あるリプリー氏)」のドラマ化作品だ。この小説、アラン・ドロン主演、ルネ・クレマン監督の傑作「太陽がいっぱい」(1960年)の原作として知られている。河出文庫版の邦題も映画に倣って「太陽がいっぱい」である。 この映画が名作として語り継がれるのは、タイトルのおかげでもあると思う。映画の原題は「Plein soleil(完全な太陽)」。「太陽がいっぱい」という名邦題は、日本の配給会社にいた、現在映画評論家の秦早穂子が命名したという。ニーノ・ロータによる音楽...
勝田友巳
2024.4.15
昨秋公開された山崎貴監督による「ゴジラ-1.0」の興奮冷めやらぬこの春、アメリカから同作を超えんばかりのモンスター映画がやってきた。ゴジラ70周年×「モンスター・ヴァース」シリーズ10周年作品「ゴジラxコング 新たなる帝国」(2024年4月26日全国公開)である。すでに公開国では驚異的大ヒットを記録している。その魅力はいかなるものか? 「ひとシネマ」編集部の目でご案内しよう。 ◎魅力1◎ゴジラとコングの位置付け 「モンスター・ヴァース」でのゴジラ像は日本版ゴジラ像とは異なる。どこか宗教的なたたずまいを漂わす日本版に対して、「モンスター・ヴァース」版は、比類なき物理的パワーが...
ひとシネマ編集部
PR東宝
2024.4.25
1960年代初頭、ニューヨークの詐欺師トム・リプリーは造船所を営むグリーンリーフに雇われ、息子ディッキーを連れ戻すためにイタリアへ渡る。トムはディッキーを殺害してなりすまし、ディッキーの恋人マージらを欺こうとするのだが……。パトリシア・ハイスミスのミステリーをドラマ化。 © 2021 Netflix, Inc. Netflixで独占配信中 ※2024年4月現在の情報です。
ナチスの手から669人の子供たちを救った〝イギリス版シンドラー〟ニコラス・ウィントンの史実をもとに彼の半生を描く。結果的に6000の命に繋がった活動と子供たちとの50年後の再会を、「英国王のスピーチ」(2010年)のプロデューサーが映画化した。ウィントンに扮するのは、「羊たちの沈黙」(1991年)と「ファーザー」(2020年)で米アカデミー賞主演男優賞を受賞したアンソニー・ホプキンス。「ブルックリンの恋人たち」(2014年)のジョニー・フリン、オスカーノミネート俳優のヘレナ・ボナム=カーター、「ザ・クラウン」シリーズのジョナサン・プライスが共演する。 第2次世界大戦直前の1938年。プラハで...