いがらし だい
作家「ぼくが生きてる、ふたつの世界」原作:「ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと」(幻冬舎刊)
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昨秋公開された山崎貴監督による「ゴジラ-1.0」の興奮冷めやらぬこの春、アメリカから同作を超えんばかりのモンスター映画がやってきた。ゴジラ70周年×「モンスター・ヴァース」シリーズ10周年作品「ゴジラxコング 新たなる帝国」(2024年4月26日全国公開)である。すでに公開国では驚異的大ヒットを記録している。その魅力はいかなるものか? 「ひとシネマ」編集部の目でご案内しよう。 ◎魅力1◎ゴジラとコングの位置付け 「モンスター・ヴァース」でのゴジラ像は日本版ゴジラ像とは異なる。どこか宗教的なたたずまいを漂わす日本版に対して、「モンスター・ヴァース」版は、比類なき物理的パワーが...
ひとシネマ編集部
PR東宝
2024.4.25
原作は、作家・エッセイストとして活躍する五十嵐大の実録ノンフィクション「ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと」(幻冬舎刊)。耳のきこえない母ときこえる息子の物語を映像に紡いだのは、「そこのみにて光輝く」(2014年)や「きみはいい子」(15年)の呉美保監督。脚本を「正欲』」や「アナログ」(23年)の脚本を手掛けた港岳彦。「キングダム」シリーズや「東京リベンジャーズ」シリーズの話題作に出演の吉沢亮がコーダ(Children of Deaf Adults/きこえない、またはきこえにくい親を持つ聴者の子ども)として生まれた主人公を演じる。 宮城県の小...