ぼくが生きてる、ふたつの世界

原作は、作家・エッセイストとして活躍する五十嵐大の実録ノンフィクション「ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと」(幻冬舎刊)。耳のきこえない母ときこえる息子の物語を映像に紡いだのは、「そこのみにて光輝く」(2014年)や「きみはいい子」(15年)の呉美保監督。脚本を「正欲』」や「アナログ」(23年)の脚本を手掛けた港岳彦。「キングダム」シリーズや「東京リベンジャーズ」シリーズの話題作に出演の吉沢亮がコーダ(Children of Deaf Adults/きこえない、またはきこえにくい親を持つ聴者の子ども)として生まれた主人公を演じる。

宮城県の小さな港町で暮らす五十嵐家がほかの家庭と少しだけ違っていたのは、大の父・陽介と、母・明子の耳がきこえないことだった。幼い大にとって、母の〝通訳〟をすることも普通の日常だった。しかし成長とともに、周囲から特別な目で見られていることに戸惑い、苛立ち、母を疎ましく思いはじめる。やがて20歳になった大は、逃げるように東京へ旅立つ。そして数年後、〝きこえない世界〟と〝きこえる世界〟のふたつの世界を行き来するなかで、帰郷したある日、記憶の底に隠れていた母への思いもかけない気持ちがあふれ出す。

公開:2024年9月
©五十嵐大/幻冬舎 ©2024「ぼくが生きてる、ふたつの世界」製作委員会

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公式サイト: https://gaga.ne.jp/FutatsunoSekai/

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