1971年3月11日 生まれ
「ぼくが生きてる、ふたつの世界」「沈黙の艦隊」「アキラとあきら」
国際環境エネルギーサミット会場で誘拐事件が起こり、被害者は射殺体で発見された。使われたのは警察が押収した拳銃で、捜査一課の刑事による犯行だと分かる。極秘の捜査態勢が敷かれる中、第2、第3の事件が起きる。第3の事件で誘拐されたのは、湾岸署長となっていた真下の息子だった。
青島は警部補となり、刑事課強行犯係長に昇進、新湾岸署への引っ越しの指揮を執っていた。その最中に続発した事件のどさくさの中で署内の拳銃が盗まれた。その拳銃を使った殺人事件が起きた。犯人は青島が逮捕した犯罪者の解放を要求する。事件の背後には、映画第1作の犯人、日向真奈美がいた。
湾岸署管内で、遺体のそばに洋梨が置かれる猟奇的殺人事件が発生する。本庁初の女性管理官、沖田を本部長に据え、特別捜査本部が設置され、警視庁が湾岸署管内に導入した監視カメラシステムを駆使したにもかかわらず、第2の殺人が起きる。犯人グループを追う警察は、レインボーブリッジを封鎖する作戦を立てるのだが……。興行収入173億5000万円の大ヒットとなった。
Amazonスタジオが製作を担当し、東宝が配給するという新しいスタイルで2023年秋に公開された映画「沈黙の艦隊」に、劇場未公開シーンを加え、東京湾で勃発する大海戦というクライマックスまでを全8話で描くオリジナルドラマ。原作は紙・電子を合わせ、累計発行部数3,200万部を超えるかわぐちかいじによる同名の大ヒットコミック。 海上自衛隊の潜水艦が米原潜に衝突し、艦長の海江田四郎を含む全76名が死亡とのニュースは、日米政府が極秘に建造した高性能原潜「シーバット」に彼らを乗務させるための偽装工作だった。ところが、海江田はシーバットに核ミサイルを積載して逃亡。海江田を国家元首とする独立戦闘国家「やまと...
原作は、作家・エッセイストとして活躍する五十嵐大の実録ノンフィクション「ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと」(幻冬舎刊)。耳のきこえない母ときこえる息子の物語を映像に紡いだのは、「そこのみにて光輝く」(2014年)や「きみはいい子」(15年)の呉美保監督。脚本を「正欲』」や「アナログ」(23年)の脚本を手掛けた港岳彦。「キングダム」シリーズや「東京リベンジャーズ」シリーズの話題作に出演の吉沢亮がコーダ(Children of Deaf Adults/きこえない、またはきこえにくい親を持つ聴者の子ども)として生まれた主人公を演じる。 宮城県の小...
かわぐちかいじの同名漫画を原作に実写映画化。「モーニング」(講談社)で連載された原作漫画は、累計発行部数3,200万部(紙・電子)を超えるヒット作品。日米共同で極秘裏に建造された日本初の原子力潜水艦の艦長・海江田四郎が、理想とする世界の実現へ向けて、原潜の乗員 76 人共に航海中に逃亡し、大胆なシナリオと、天才的な戦闘術で日米政府を翻弄するストーリーは、核戦争や国際政治、世界平和など、重厚なテーマを浮き彫りにし、多くのファンを生み出した。 映画化にあたっては、Amazonスタジオが劇場版製作を担当し、東宝が配給するという新しいスタイルが試される。制作は、映画「キングダム」シリーズや「銀魂」シ...
倒産したベアリング工場の息子アキラと、郵船会社の息子あきらが同じメガバンクで同期となる。人を助けるために銀行員になったアキラと、出世コースを進むあきらは反発しあう。あきらは経営危機に陥った一族の会社を立て直すために銀行を辞め、アキラは会社再建と従業員救済のため、出世コースを蹴って担当となった。池井戸潤の小説の映画化。 ©2022「アキラとあきら」製作委員会