みなみ ひろし
1928年3月14日 生まれ
「二百三高地」(1980年)「第八空挺部隊 壮烈鬼隊長」(1963年)
畜犬業を営むばくち狂いの男・西原(岡田裕介)は、妻の孝子(小川真由美)と共に3億円強奪計画を立て、実行に移す。 ©東映
自衛隊を舞台とした青年たちの熱き想いを描くアクション。第八空挺部隊の滝(南廣)は太平洋戦争の生き残りとして部下の訓練を厳しく査察している。特に目に余るのが石倉小隊の連中で、石倉(今井健二)は、自衛隊もスポーツの場としかとらえておらず、しかも滝の妻の妹・和子(小林裕子)と恋仲だ。滝は石倉に無分別と勇気を一緒にする奴は叩きのめすと怒る。そして過酷な合同演習の日がやってきた。高倉健は岡田一佐役出出演。(特別追悼展「高倉健」図録より)
無実の罪で追われる男を描いたクライム・アクション。銀行ギャングの容疑者として疑われた千代太(高倉健)は無実を主張して、ホテルの掃除夫をしている父(藤田進)と恋人・夏子(故里やよい)の前から姿を消した。一方、暴力団のボス・牛島(菅井一郎)の娘・葉子(森美代志)は父の仕事を嘆いて自殺未遂するが千代太に救われていた。やがて葉子を探す牛島は千代太を見つけて発砲、千代太は倒れるようにして父の元へ帰る。(追悼特別展「高倉健」図録より)