渇水
原作は1990年に文學界新人賞を受賞し、第103回芥川賞の候補となった、河林満の「渇水」。貧困や格差社会、家族の絆など、今日なお重要な問いが胸に迫る作品。映画化にあたっては、映画監督・白石和彌が企画・プロデュースを務め、監督は、「RED HARP BLUES」(2002年)や、「月と嘘と殺人」(2010年)などの髙橋正弥。「東京ゴミ女」(2000年)、「機関車先生」(2004年)の及川章太郎が髙橋とタッグを組んで脚本を仕上げた。本作のために向井秀徳が主題歌「渇水」を書き下ろした。 水道料金を滞納している家庭や店舗の水道を停める仕事をしていた岩切俊作(生田斗真)は、県内全域に給水制限が発令され...
製作年 2023年 監督:髙橋正弥