おおつる ぎたん
1968年4月23日 生まれ
「大鶴義丹」記事件数
アニメーション制作スタジオ・MAPPA初のオリジナル劇場アニメーション作品「アリスとテレスのまぼろし工場」(毎日新聞社など製作委員会)が公開されている。 突然起きた製鉄所の爆発により外との接続が遮断され、時までもが止まってしまった町・見伏が舞台の本作。いつか元に戻ったときのために「変わらないこと」を強要される中で、退屈な毎日を過ごす14歳の菊入正宗と佐上睦実、そして野生の狼(おおかみ)のような謎の少女・五実が恋をして、未来へともがく姿を描いている。 映画を見る前に読んだ、脚本・監督を務めた岡田麿里氏が手掛けた原作小説は、少年少女たちの葛藤を通して「生きること」について...
きどみ
PRワーナーブラザース映画、MAPPA
2023.9.22
監督・脚本は、「Vogue」などのファッション誌を中心に活躍している写真家で映像作家の大山千賀子。実際にあった事件にインスピレーションを得て描いたオリジナルストーリーの本作は、自殺願望を抱えた若者たちが共有サイトで知り合うところから始まるミステリー。「東京喰種 トーキョーグール」(2017年)や「るろうに剣心 最終章 The Final」(21年)、「カラダ探し」(22年)、「ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~」(23年)など、話題作に多数出演する俳優・モデルの栁俊太郎が、ルシアンと名乗る美しいサイコパスを演じる。 孤独な10代の少女あかねは、インターネットで「ルシアン」と名...
原作は1990年に文學界新人賞を受賞し、第103回芥川賞の候補となった、河林満の「渇水」。貧困や格差社会、家族の絆など、今日なお重要な問いが胸に迫る作品。映画化にあたっては、映画監督・白石和彌が企画・プロデュースを務め、監督は、「RED HARP BLUES」(2002年)や、「月と嘘と殺人」(2010年)などの髙橋正弥。「東京ゴミ女」(2000年)、「機関車先生」(2004年)の及川章太郎が髙橋とタッグを組んで脚本を仕上げた。本作のために向井秀徳が主題歌「渇水」を書き下ろした。 水道料金を滞納している家庭や店舗の水道を停める仕事をしていた岩切俊作(生田斗真)は、県内全域に給水制限が発令され...
宮松は端役専門のエキストラ俳優。来る日も来る日も、名もなき登場人物を生真面目に演じ、斬られ、射られ、撃たれ、画面の端に消えていく。真面目に殺され続ける宮松の生活は、派手さはないけれども慎ましく静かな日々。そんな宮松だが、実は彼には過去の記憶がなかった。 ある日、宮松の元へある男が訪ねてくる……。 ©2022「宮松と山下」製作委員会