Bruno Dumont
1958年3月13日 生まれ
映画監督「ユマニテ」(1999年)「フランドル」(2005年)「ジャネット」(2017年)「ジャンヌ・ダルク」(2019年)「フランス」(2021年)
フランスの国民劇のヒロイン、ジャンヌ・ダルクの生涯を切り取った2部作。「フランドル」など社会や人間を挑発するブリュノ・デュモン監督が新たな視座と実験性をまといながら、斬新極まりない感性で現代に投じた野心作だ。 15世紀前半、仏英による百年戦争の時代。「ジャネット」は小さな村で暮らすジャネット(ジャンヌの幼少期の呼び名)が神の声を聞く体験をし、フランスを救うため戦いに旅立つまで。戦争や平和、愛国心や信仰、アイデンティティーをミュージカルに乗せて大胆に表現。ヘビメタやポップソング、ヘッドバンキングなども一体化した前衛的な世界を創出する。 「ジャンヌ」では異端審問と火刑に処されるまでを描く。教会...
2021.12.09
監督は「ユマニテ」(1999年)と「フランドル」(2005年)で2度のカンヌ国際映画祭グランプリに輝き、「プティ・カンカン」(14年)や「ジャンヌ」(19年)、「ジャネット」(17年)など話題作を次々と発表しているブリュノ・デュモン。「アデル、ブルーは熱い色」(13年)や「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」(20年)、「クライムズ・オブ・ザ・フューチャー」(22年)、「デューン 砂の惑星PART2」(24年)など、国際的に活躍するレア・セドゥが、「フランス」という名のジャーナリストを演じる。 フランス・ド・ムール(レア・セドゥ)は、フランスで一番の人気を誇るレポーター兼TV司会者。自身の冠番...
フランス北部のオパール海岸。静かで美しい漁村で、ついに何かが起こる。特別な赤ちゃんが誕生し、非常にユニークで風変わりなその子どもは、密かに進行する地球外生命体の善と悪との戦争を引き起こす。 第74回ベルリン国際映画祭で審査員賞を受賞。 © Tessalit Productions