やまぐち みやこ
1952年2月02日 生まれ
売れない漫画家の助川(竹中直人)は河原で石を売り始める。妻のモモ子(風吹ジュン)と息子の三助を養わなくてはならないと思っているが、漫画は描けず、商売に手を出しては失敗続き。石のオークションに参加すれば失敗して持ち出しになる始末。助川と家族のエピソードを、とぼけた味わいでつづる。 つげ義春の同名漫画を原作とした、竹中直人の監督デビュー作。ベネチア国際映画祭で国際批評家連盟賞、毎日映画コンクールでは竹中のスポニチグランプリ新人賞などを受賞した。
里枝(安藤サクラ)は離婚を経て、子どもを連れ故郷に戻る。森の伐採現場で働く「大祐」(窪田正孝)と知り合い再婚する。ある日、不慮の事故で「大祐」が命を落とす。法要で夫が名前も分からぬ別人であることが分かる。里枝は弁護士の城戸(妻夫木聡)に身元調査を依頼する。 ©2022「ある男」製作委員会