河合優実 〝こじらせ系青春〟の自意識を等身大に温かく 最終回「家族だから愛したのじゃなくて、愛したのが家族だった」
公開中の映画「ナミビアの砂漠」(山中瑶子監督)に主演している河合優実は今年、一躍スターの仲間入りをした。1月期のドラマ「不適切にもほどがある!」(ふてほど)で演じた1986年の不良女子高生で、「誰この子?」と多くの人が思ったに違いない。そうこうしているうちに、話題の映画やドラマ、大企業のCMに次から次へと出演。いったいどんな人なのか、この夏インタビューをした記者が近作を中心に魅力とお勧め作品を解説する。 観客の目奪う「ナミビアの砂漠」のカナ がさつそうな大股で、ずんずんと歩いてくる若い女性。友人が深刻そうな話をしていても心ここにあらず。「ナミビアの砂漠」で河合演じるカナのキャラクターが冒...
井上知大
2024.9.24