MIKATA ENTERTAINMENT Inc.
配給https://mikata-ent.com/
「ミカタ・エンタテインメント」記事件数
昨秋公開された山崎貴監督による「ゴジラ-1.0」の興奮冷めやらぬこの春、アメリカから同作を超えんばかりのモンスター映画がやってきた。ゴジラ70周年×「モンスター・ヴァース」シリーズ10周年作品「ゴジラxコング 新たなる帝国」(2024年4月26日全国公開)である。すでに公開国では驚異的大ヒットを記録している。その魅力はいかなるものか? 「ひとシネマ」編集部の目でご案内しよう。 ◎魅力1◎ゴジラとコングの位置付け 「モンスター・ヴァース」でのゴジラ像は日本版ゴジラ像とは異なる。どこか宗教的なたたずまいを漂わす日本版に対して、「モンスター・ヴァース」版は、比類なき物理的パワーが...
ひとシネマ編集部
PR東宝
2024.4.25
かつて米兵たちで賑わい、ブラックミュージックが流れる繁華街だった沖縄市照屋・銀天街。そんなR Bの聖地を舞台に、沖縄が抱える現実を浮き彫りにしつつ、バンド活動でかつての夢を追う⼥性たちを描く⾳楽映画。監督は、「群⻘愛が沈んだ海の⾊」(2009年)以来、14年ぶりのメガホンとなる中川陽介。 ⾼校時代にR Bバンド「銀天ガールズ」として⼀世を⾵靡した4⼈。20年を経てアラフォー世代となった彼⼥たちが、地元の沖縄・コザの商店街「銀天街」の 街おこしを⽬指して再結成。街の不況や⼦供たちの貧困など、さまざまな事情を抱えながらも、⻘春と⼈⽣を取り戻し、コザの街を再び輝かせるべく、バンド活動で再起をかける...
「地域と都市のクリエイティブの垣根をなくす」ことを⽬標に、世界で活躍するプロの映画⼈と業界未経験の地元学⽣や佐賀県ゆかりのスタッフが共同製作する「佐賀映画制作プロジェクト」による⻑編映画。全編佐賀県内でロケを⾏い、佐賀にゆかりのある⼈々がキャストとして出演している。 タイトルの「 つ 。 」 とは佐賀の⽅⾔で 「 かさぶた 」 のこと 。ままならない⽇常から逃げ出した主⼈公が⾃分の居場所を求めて悩み、傷ついた先にできたかさぶたをイメージする。⽣きづらいと感じている⼈へ向けた 、 逃げることや負けることを肯定する⻘春映画。監督は、「シン・ゴジラ」(2016年)の助監督やCMやドラマを⼿がけるÜ...
「インディーズ映画」と呼ばれる低予算映画には、タレント名鑑などにも記載されていない名もなき俳優たちが多く集まっている。そこには一体どんなドラマが隠されているのだろうか? コロナ禍を乗り越え、夢を追う若者たちの光と影を追い、彼らの今に迫ったドキュメンタリー。監督は、モト―ラ世理奈主演のショートフィルム「猫、かえる Cat’s Home」(2019年)やドキュメンタリー番組「ガイアの夜明け」など、ディレクターとしての経歴がある今尾偲。 緒方貴臣監督の新作映画「シンデレラガール」は、主役から脇役までほぼ全ての役をオーディションで選出。応募総数約2000名以上の中から主役に選ばれたのは16歳(当時)...
過疎化の進む地方都市。かつてその街に住んでいた花村茉莉は、今は東京で働いていた。亡くなった父の遺産として実家を譲り受けた茉莉だったが、仕事を解雇され、実家の売却を考えていたとき、父の幻影を目にする。悩む茉莉の元へ、かつて教師をしていた父の教え子・陽子が現れ、父の思い出を聴きながら、自分の生き方を見つめ直してゆく。 監督・脚本は「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2018」ジャパン部門でベストアクトレス受賞した「痣」(2017年)や、オムニバスホラー映画「狂い華」(17年)の一篇「呪いうつり」を手掛けた井上博貴。現実の社会問題である空き家問題をモチーフに、娘と亡き父親の心の交流を描...
監督は、「子宮に沈める」(2013年)や、「飢えたライオン」(17年)で、誰もが被害者にも加害者にもなりうる社会の歪みを描いてきた緒方貴臣。本作は、進行性筋ジストロフィー(PMD)と診断されたモデルでもある森山風歩らの監修を受けて、義足のモデルが義足を障害の象徴ではなく、ポジティブに捉えられるようになるまでの心の変化を描いた。 12歳の時に病気で⽚脚を切断した音羽は、中学校の卒業式にも参加できなかった。そんな彼女のために、クラスメイトたちがサイプライズで開いてくれた卒業式の動画がきっかけでモデルのオファーが舞い込む。しかし、義⾜の⼥⼦⾼校⽣モデルという特異性で一時的に注⽬されるものの、その後...