「ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実」
ベトナムの激戦地に身を投じた空軍医療兵ウィリアム・H・ピッツェンバーガーが銃弾を浴びて死亡した。それから33年後の1999年、ピッツェンバーガーの両親と戦友から名誉勲章の請願を受けた国防総省職員ハフマン(セバスチャン・スタン)は、退役軍人の証言を集めていく。 殉死した実在の米兵をめぐる実話の映画化だ。犠牲的な活躍で多くの仲間を救った兵士に、なぜ名誉勲章が与えられなかったのか。若きエリート官僚がその謎を探る過程を、回想シーンを織り交ぜて描いた。驚くべきは配役の豪華さで、戦友役のウィリアム・ハート、エド・ハリス、これが遺作となったクリストファー・プラマー、ピーター・フォンダらが重厚な演技を見せる...