「アプレンティス ドナルド・トランプの創り方」 かつてない〝リアルなホラー映画〟
次の大統領ドナルド・トランプの若き日を、「聖地には蜘蛛が巣を張る」などの鬼才、アリ・アッバシ監督が映画化。脚本はトランプを長く取材したジャーナリスト、ガブリエル・シャーマン。野心家だが未熟なドナルド(セバスチャン・スタン)は、弁護士のロイ・コーン(ジェレミー・ストロング)に気に入られ、富と権力を得る3原則を伝授される。すなわち「攻撃、攻撃、攻撃」「非を絶対に認めるな」「勝利を主張し続けろ」。トランプは教えに忠実に従い、不動産王へとのし上がる。 交渉相手をねじ伏せ、親もだます。取材を基にしているとはいえ相当の演出があるフィクションのはずだが、ニュースで見る傲慢で攻撃的、下品なイメージのトランプ...