ふじなみ たつみ
1953年12月27日 生まれ
「藤波辰爾」記事件数
昨秋公開された山崎貴監督による「ゴジラ-1.0」の興奮冷めやらぬこの春、アメリカから同作を超えんばかりのモンスター映画がやってきた。ゴジラ70周年×「モンスター・ヴァース」シリーズ10周年作品「ゴジラxコング 新たなる帝国」(2024年4月26日全国公開)である。すでに公開国では驚異的大ヒットを記録している。その魅力はいかなるものか? 「ひとシネマ」編集部の目でご案内しよう。 ◎魅力1◎ゴジラとコングの位置付け 「モンスター・ヴァース」でのゴジラ像は日本版ゴジラ像とは異なる。どこか宗教的なたたずまいを漂わす日本版に対して、「モンスター・ヴァース」版は、比類なき物理的パワーが...
ひとシネマ編集部
PR東宝
2024.4.25
ビールを呑んで〝気持ちよくなる〟と身長2000メートルの巨人に変身し、東京タワーを武器に怪獣と戦うという特撮ヒーロードラマ。1989年にバンダイのビデオマガジンの1コーナーとして始まったシリーズは、2024年に製作35周年を迎える。本作は、「電エース」シリーズ35年の映像の中から選りすぐったシーンの再編集に、新カットを加えた初の劇場用映画。監督は、B級映画の巨匠、河崎実。 地球を襲う様々な怪獣や宇宙人と戦ってきた電一(でんはじめ)が地球に来てから35年。世の中では、SNSで幸せな投稿をした人々に誹謗中傷コメントが殺到し、失踪する事件が多発していた。これは、人類の邪悪エネルギーが好物のムクリタ...
2022年10月1日に、79歳で惜しまれつつこの世を去ったアントニオ猪木。プロレスラーにして実業家、政治家としてリングの内外で伝説的なエピソードを数々残してきた人間・アントニオ猪木に迫るドキュメンタリー。猪木が設立した新日本プロレス創立50周年を記念して製作され、没後1年のタイミングで公開される。 写真:原 悦生 Ⓒ2023映画「アントニオ猪木をさがして」製作委員会