まりむら けい
1957年8月28日 生まれ
横浜港署の刑事、タカこと鷹山敏樹とユージこと大下勇次の活躍を描くシリーズの映画第3弾。タカとユージは、15年前に起き、時効寸前の殺人事件を再捜査することになった。やがて2人は、当時事件を捜査し、その後局長に出世していたエリート警官が横浜を支配する銀星会と癒着していたことを突き止める。
足を洗って気質の仕事をしていた男がやむを得ない事情でやくざな世界に戻る姿を描いた人情物。大阪でいい顔のやくざ家業だった修治(高倉健)は今では漁師となって妻(いしだあゆみ)と暮らしている。この町に蛍子(田中裕子)という女が流れてきてきて飲み屋を開くが、蛍子のヒモ・矢島(ビートたけし)がやってきて暴れ回る。大阪の組織に連れられていった矢崎を助けて欲しいと頼まれた修治は、やくざな世界に自ら帰って行く。(追悼特別展「高倉健」図録より)