第79回毎日映画コンクール候補決定 外国映画ベストワン賞

第79回毎日映画コンクール候補決定 外国映画ベストワン賞毎日新聞社

2024.12.18

第79回毎日映画コンクール候補決定 外国映画ベストワン賞

2024年を代表する映画、俳優を選ぶ「第79回毎日映画コンクール」。時代に合わせて選考方法や賞をリニューアルし、新たな一歩を踏み出します。選考経過から受賞者インタビューまで、ひとシネマがお伝えします。

第79回毎日映画コンクールの各賞候補が決まった。「作品」「俳優」「スタッフ」各部門は、1次選考で映画関係者や記者の投票を行い、上位得票作品・者を2次選考候補とする。
外国映画ベストワン賞は、上位5作品を対象に投票を行い最多得票の作品を受賞作とする。各賞の受賞結果は2025年1月中旬に発表する。贈呈式は25年2月13日、東京都目黒区のめぐろパーシモンホールで開催。詳細は毎日映コンのホームページなどで、随時告知する。

□外国映画ベストワン賞

哀れなるものたち

ヨルゴス・ランティモス監督

オッペンハイマー

クリストファー・ノーラン監督

関心領域

ジョナサン・グレイザー監督

シビル・ウォー アメリカ最後の日

アレックス・ガーランド監督

人間の境界

アグニエシュカ・ホランド監督

毎日映コンは今回、映画界を取り巻く環境の変化に対応し、大幅なリニューアルを行った。俳優賞は主演俳優賞、助演俳優賞とし、男女を問わずそれぞれ2人までを選ぶ。一方、女優に限定していた田中絹代賞は休止する。また、これまで「アニメーション映画賞」「大藤信郎賞」の二つを選んできたアニメーション部門は、「大藤信郎賞」に一本化。革新的、実験的なアニメ作品に賞を贈る。

選考方法も見直した。「作品」「俳優」「スタッフ」各部門は、1次選考で映画関係者や記者の投票を行い、上位得票作品・者を2次選考候補とする。作品部門は2次選考委員による討議で日本映画大賞を決定、俳優、スタッフ両部門は2次選考候補を対象とした再投票で賞を決定する。「ドキュメンタリー」「アニメーション」両部門は、公募や選考委員からの推薦などで集まった作品から、選考委員の討議により受賞作を決定する。

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