©2024「ディア・ファミリー」製作委員会

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2024.3.01

大泉洋主演の「世界で17万人もの命を救った」実話「ディア・ファミリー」に松村北斗出演

公開映画情報を中心に、映画評、トピックスやキャンペーン、試写会情報などを紹介します。

ひとしねま

ひとシネマ編集部

生まれつき心臓病疾患を持っていた幼い娘・佳美に突き付けられた「余命10年」という宣告。どこの医療機関でも治すことが出来ないという現実。そんな絶望の中、小さな町工場を経営する父・宣政(大泉洋)は「じゃあ俺が作ってやる」と、人工心臓を作ろうと立ち上がります。知識のない中で始まった医療器具の開発は、限りなく不可能に近く、前途多難だった。「ただ娘の命を救いたい」という一心で、父と母(陽子:菅野美穂)は人工心臓・カテーテルの勉強に励み、有識者に頭を下げ、資金を用意して何年もその開発に時間を費やします。あらゆる医療関係者にそっぽを向かれる中、佳美の命のリミットは刻一刻と迫っていきます・・・・・・。
世界で17万人もの命を救ったIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルの誕生秘話を、主演に大泉洋を迎え月川翔監督が実写化! 23年間の家族の愛の実話を基にした映画「ディア・ファミリー」(毎日新聞社など製作委員会)は6月14日(金)に公開となります。


そしてこの度、大泉演じる坪井宣政と出会う研修医で、後に宣政に手を差し伸べる医者となる富岡進役で松村北斗が出演することが決定いたしました。

松村が演じるのは、佳美の命を救うために人工心臓を学び始めた宣政が訪れた東京都市医科大学の日本心臓研究所で研修医をしていた富岡。寡黙で人とは距離を置く性格で、荒唐無稽な一家の挑戦を冷めた目で見ていたが、宣政の娘への愛情と絶対に諦めない強い心を目の当たりにし、影ながら研究を手伝うことになる重要なキャラクター。初めての月川組で、かつ実在したモデルがいるという難役に挑んだ松村は「この映画は実際にあった出来事を題材にしていることもあり、その説得力は凄まじいものでした。いくつもの優しさと愛情が描かれているこの作品の中で、僕の演じた富岡進はその難しさに心を苦しめ、それでも答えを導き出す強さを持った憧れの人物です」とコメント。さらに、筋金入りの“TEAM NACSファン”を公言している松村にとって、憧れの大泉洋との共演が遂に実現! 大泉洋さんとの共演は僕の夢の一つでした。現場でご一緒する時間で、空想だった尊敬がはっきりと実感のある尊敬に変わりました。そんな座長がいるチームが作った作品は切実で愛情深いものです」と熱い想いを語っています。

今作で初対面となった松村に対し月川監督は「この物語の主人公の無謀にも見える挑戦に対して、過度な期待を抱かせないように距離を置く態度や、衝動的に込み上げる熱い想いの表出など、繊細にキャラクターに息吹を吹き込んでくださいました。わずかな目の動きや息遣いに至るまで、劇場空間で見る価値のある表現が作品に刻まれていると思います」と語っており、撮影期間内に信頼感を築き上げていました。
 
SixTONESのメンバーとしてのアーティスト活動に加え、初めて声優に挑戦した「すずめの戸締まり」(原菜乃華とのW主演)に続き、主演を務めている「夜明けのすべて」(上白石萌音とのW主演)でもベルリン国際映画祭に招待されるなど、マルチな才能で活躍の幅を広げている松村が、今作ではどんな演技を見せているのかにも注目です。
 
絶対にあきらめない家族が起こした大きな奇跡の物語をぜひご期待ください。

《富岡進役:松村北斗コメント》
この映画は実際にあった出来事を題材にしていることもあり、その説得力は凄まじいものでした。いくつもの優しさと愛情が描かれているこの作品の中で、僕の演じた富岡進はその難しさに心を苦しめ、それでも答えを導き出す強さを持った憧れの人物です。
そして、大泉洋さんとの共演は僕の夢の一つでした。現場でご一緒する時間で、空想だった尊敬がはっきりと実感のある尊敬に変わりました。そんな座長がいるチームが作った作品は切実で愛情深いものです。
多くの方に見て欲しいと思う作品に少しでも関われたことを本当に嬉しく思います。

《月川翔監督コメント》
松村北斗さんに演じていただいた富岡という役柄は、実在の医師をモデルにしています。
この物語の主人公の無謀にも見える挑戦に対して、過度な期待を抱かせないように距離を置く態度や、衝動的に込み上げる熱い想いの表出など、繊細にキャラクターに息吹を吹き込んでくださいました。わずかな目の動きや息遣いに至るまで、劇場空間で見る価値のある表現が作品に刻まれていると思います。

《大瀧亮プロデューサーコメント》
グループで躍動されている姿と1人の俳優として活躍されている姿を様々なメディアで拝見してきましたが、富岡という人物が持つ客観的な冷静さと秘める熱さの振れ幅を松村さんなら体現してくださると思いオファーに至りました。
撮影前にSixTONESのライブを拝見し、一瞬で大空間を魅了する華やかさに大感動したのも束の間、撮影現場での謙虚な居住まいと真摯な役との向き合いに、更に魅了されました。
実在の人物がモデルということで、芝居のトーンを丁寧に監督と構築されていたのが印象的です。こんな人が実際にいたのだという事実と共にこの大事なキャラクターの行く末を映画館で体感していただきたいです。

ライター
ひとしねま

ひとシネマ編集部

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