元ヤングケアラーの町亞聖が観た「ディア・ファミリー」「人生は長さではなく深さ」命の限りと向き合う・・・・・・
長女の自分の姿に重なりました 開発まで何十年もかかると言われる中で娘のために人工心臓の開発に挑み、一度は挫折しながらも日本初の IABP(大動脈内バルーンパンピング) バルーンカテーテル実用化に成功した父親と家族の物語「ディア・ファミリー」を妹と観(み)てきました。妹と2人で映画を観るのは本当に久しぶりでしたが、実は私たち姉妹も20代の時に家族の<命の限り>と向き合った経験があります。私の母は40歳という若さでくも膜下出血で倒れ、右半身まひと言語障害という重度障害を負い車椅子の生活を送っていました。今から30年以上前のこと。私は高校3年、弟は中学3年、妹はまだ小学6年で、最近注目されるよ...
町亞聖
2024.6.29