原作は、ノンフィクション作家・清武英利の20年以上にわたる膨大な取材ソースをもとに書かれた「アトムの心臓『ディア・ファミリー』23年間の記録」(文春文庫)。1970年代、日本人にとって致命的な病だった心臓疾患を抱えた我が娘のために、人工心臓を作ると立ち上がった小さな町工場を経営する父の愛の実話。「君の膵臓をたべたい」(2017年)や「君は月夜に光り輝く」(19年)、「そして、生きる」(19年)など、死生観を描いた作品を生み出してきた月川翔監督がメガホンをとり、「永遠の0」(13年)や「糸」(20年)、「ラーゲリより愛を込めて」(22年)など、数々の名作を手がけてきた林民夫が脚本を担った。
生まれつき心臓疾患を持っていた幼い娘・佳美は、余命10年を宣告される。「20歳になるまで生きられない…」日本中どこの医療機関へ行っても変えることができない現実。そんな絶望の中、小さな町工場を経営する父・宣政は「じゃあ俺が作ってやる」と立ち上がる。医療の知識も経験もない宣政の切実な思いつきだったが、娘に残された時間はたった10年。何もしなければ、死を待つだけの10年。絶対にあきらめない坪井家は、佳美の未来を変えるために立ち上がる。
©️2024「ディア・ファミリー」製作委員会
公開日: 2024年06月13日
ディア・ファミリー
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2024年 /日本 /116分 /G
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公式サイト: https://dear-family.toho.co.jp/
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