ⓒ「仕掛人・藤枝梅安」時代劇パートナーズ42社

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2023.3.20

令和によみがえるダークヒーロー映画「仕掛人・藤枝梅安」 ムビチケカード(鑑賞券)5組10名様にプレゼント!

公開映画情報を中心に、映画評、トピックスやキャンペーン、試写会情報などを紹介します。

ひとしねま

ひとシネマ編集部

藤枝梅安は、表で鍼医者として人の病を治しながら、裏では生かしておいては人の為にならない悪を葬る仕掛人。日盛りに影が濃くなるように、そしてその暗がりについ目を凝らしてしまうように、深い闇の魅力こそ、時を超えて衰えない梅安の人気の理由だろう。勧善懲悪にとどまらない、大人のための本格時代劇だ。

何度もドラマや映画で映像化され、緒形拳、田宮二郎、萬屋錦之介、小林桂樹それに渡辺謙と、そうそうたるスターが演じてきた梅安に挑んだのは、豊川悦司。今回の二部作で梅安は、楊枝職人でもある仕掛人・彦次郎(片岡愛之助)とともに、過去と向き合うことになる。

過去の因縁と向き合う梅安

第一作は、料理屋・万七の内儀・おみの(天海祐希)が仕掛けの相手。ところがおみのは、梅安と深い縁のある人物だった。親に捨てられ鍼医者の師匠の下で修業した梅安の生い立ちが語られる。


第二作では鍼医者にしてくれた恩人・津山悦堂(小林薫)の墓参りをするため、梅安と彦次郎が京へ向かっていた。その道中、彦次郎は自分の妻子を死に追いやった仇を見かける。その過去の出来事をきっかけに、彦次郎は闇に落ちたのだ。しかし梅安は、男の言動に違和感を抱き、男が武家の家臣・峯山又十郎(椎名桔平)だと突き止めた。彦次郎の仇は又十郎の双子の弟・井坂惣市(椎名の二役)で、悪行の限りを尽くし、又十郎も手を焼いていた。一方梅安も、過去からの因縁で浪人・井上半十郎(佐藤浩市)から命を狙われることになる。

池波正太郎生誕100年

仕掛人は法で裁けぬ悪を、金をもらい闇に葬るダークヒーロー。梅安もかつて過ちを犯し、恨みを買っている。「人は善いことをしながら悪いことをし、悪いことをしながら善いことをする」善悪の境が揺らぐ令和の世に、仕掛人が戻ってきたのは必然かもしれない。

原作者の池波正太郎生誕100年を記念して、時代劇の伝統を残そうという日本映画放送の呼びかけで新聞・テレビなど総勢42社が製作に参加。時代劇の聖地、京都で制作された。梅安は豊川の色気とすごみで陰影を深くし、二部作を通じて梅安が唯一心を許す女性・おもん(菅野美穂)も彩りを添える。映画館の座席に身を沈めて、じっくりと堪能あれ。

追伸:舞台挨拶ではこんな号外も配布されました。


映画「仕掛人・藤枝梅安」二部作のムビチケを5組10名にプレゼント。締め切りは3月26日(日)午前0時
※『仕掛人・藤枝梅安』第一作、第二作目問わず2回鑑賞できるチケットです。第二作は4月7日(金)公開です。
※第一作は一部劇場で上映が終了している場合がございます。
応募はこちらから→https://entry.mainichi.jp/app/hitocinema2303-baian/

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ひとしねま

ひとシネマ編集部

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