ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス ©Marvel Studios 2022. All Rights Reserved.

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2022.5.14

特選掘り出し!:ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス 別の世界で向き合う自分

毎週公開される新作映画、どれを見るべきか? 見ざるべきか? 毎日新聞に執筆する記者、ライターが一刀両断。褒めてばかりではありません。時には愛あるダメ出しも。複数の筆者が、それぞれの視点から鋭く評します。筆者は、勝田友巳(勝)、高橋諭治(諭)、細谷美香(細)、鈴木隆(鈴)、山口久美子(久)、倉田陶子(倉)、渡辺浩(渡)、木村光則(光)。

ベネディクト・カンバーバッチ演じる元天才外科医でアベンジャーズ最強の魔術師、ドクター・ストレンジの活躍を描くアクション超大作の第2弾。今いる現実とは別の世界へ通じる禁断の扉がドクター・ストレンジの前に現れる。その先には「マルチバース」と呼ばれる無数のパラレルワールドが広がり、「もう一人の自分」が敵として立ちはだかる。

次々と飛び出す力技に目を奪われつつ、ホラー要素が漂うのはサム・ライミ監督ならでは。2016年公開の第1弾以降、「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」(18年)、「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」(21年)など、さまざまな戦いに参加してきたドクター・ストレンジが、自分であって自分でない存在に向き合った時の緊迫感は格別だ。

元恋人のクリスティーン(レイチェル・マクアダムス)や魔術師のリーダー、ウォン(ベネディクト・ウォン)らおなじみのメンバーが再集結し、かつてアベンジャーズと戦ったワンダ・マキシモフ(エリザベス・オルセン)も登場する。敵にも戦う理由があり、苦悩や悲しみを抱えていることが感じられた。

2時間6分。東京・TOHOシネマズ日本橋、大阪・TOHOシネマズ梅田ほか。(倉)

映画の推し事:「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」ファン目線で高い満足度 SYO

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス

元恋人クリスティーン(レイチェル・マクアダムス)の結婚式に参列したドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)は、凶悪なモンスターに襲われた少女アメリカ(ソーチー・ゴメス)を救出した。アメリカは多元宇宙を行き来できる力を持ち、何者かがその力を利用しようとしていたのだ。力が悪用されれば世界は崩壊すると知り、ストレンジは彼女を守ろうと、スカーレット・ウィッチことワンダ(エリザベス・オルセン)に助けを求めた。

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