©2024「ディア・ファミリー」製作委員会

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2024.3.13

17万人の命を救った真実の物語「ディア・ファミリー」主演大泉洋のもとに実力派、有村架純、満島真之介、光石研ら続々集結!

公開映画情報を中心に、映画評、トピックスやキャンペーン、試写会情報などを紹介します。

ひとしねま

ひとシネマ編集部

ただ娘の命を救いたい

生まれつき心臓病疾患を持っていた幼い娘・佳美に突き付けられた「余命10年」という宣告。どこの医療機関でも治すことが出来ないという現実。そんな絶望の中、小さな町工場を経営する父・宣政は「じゃあ俺が作ってやる」と、人工心臓を作ろうと立ち上がります。知識のない中で始まった医療器具の開発は、限りなく不可能に近く、前途多難でした。「ただ娘の命を救いたい」という一心で、宣政と母・陽子は人工心臓・カテーテルの勉強に励み、有識者に頭を下げ、資金を用意して何年もその開発に時間を費やします。しかし、医療器具として承認されるまでには様々な障壁が立ちはだかり、やがて研究は行き詰りを見せるのでした。
そして佳美の命のリミットは刻一刻と迫っていました・・・・・・。


実話を基にした映画化

小さな町工場の経営者だった筒井宣政氏とその家族が、娘の命を救いたい一心で人工心臓の開発を始め、その後、世界で17万人もの命を救うことになるIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルを誕生させたその秘話を、主演に大泉洋を迎え月川翔監督が実写化!23年間におよぶ家族の愛の実話を基にした映画「ディア・ファミリー」(毎日新聞社など製作委員会)。

松村北斗に続き6名が

先月、大泉洋演じる坪井宣政に手を差し伸べる医者・富岡進(とみおかすすむ)役で、松村北斗が出演決定を発表しましたが、この度、新たにキャストが6名解禁となります。

有村架純 山本結子(やまもとゆうこ)役 

宣政を取材するテレビリポーター。とある過去を抱えており、宣政とIABPバルーンカテーテル誕生の秘密を追いかけている。
コメント:娘を救いたいというただ一つの思いが、カテーテルという計り知れない愛の形を導いた。この物語は奇跡という言葉では語りきれないように思います。私は坪井宜政さんを取材するリポーター役を務めさせていただきましたが、月川監督や大泉さん、菅野さんとまたご一緒することができてとても光栄でしたし、この物語に少しでも参加できたことを嬉しく思います。どうかこの作品が誰かの生きる力へとなりますように。

光石研 石黒英二(いしぐろえいじ)役

人工心臓の研究を続けている東京都市医科大学の教授。工学的なものづくり分野において豊富な知識を持つ宣政を受け入れサポートするが、人工心臓の実用化を巡る方針で宣政と対立する存在ともなる。
コメント:この「奇跡の実話」をスタッフ・キャストが強く共鳴し、映像化に向けて総力を上げて挑みました。
大泉洋さんの、この映画にかける意気込みは凄まじく、僕自身、大泉さんとの対峙は緊張の連続でした。
実は数年前、僕は脳動脈瘤で、そして昨年父が、大動脈の病気でカテーテルを使用し治療して頂き、大事には至りませんでした。
筒井家の皆様の御努力で17万人が救われたと聞きました。父も僕もその一人です。
本作は、そんな筒井家の皆様の愛の歴史です。色々な世代の方に観て頂きたいと思います!

上杉柊平 佐々木肇(ささきはじめ)役 

東京都市医科大学の日本心臓研究所の研究医。技術者である宣政のアイデアと熱量に感銘を受け、昼夜問わず研究を重ね、臨床試験を目指そうとする。

徳永えり 柳玲子(やなぎれいこ)役 

東京都市医科大学の日本心臓研究所の研究医。佐々木たちと同じく宣政の存在に圧倒され、人工心臓の開発に向け行動を共にしていく。

満島真之介 桜田純(さくらだじゅん)役 

学生に紛れて東大の医学講義を受けていた宣政が出会う博士。医療界の法則、ルールなど、全く知識のない宣政の相談に乗る。

戸田菜穂 川野由希(かわのゆき)役 

宣政の娘・佳美が入院している小児病室の隣のベッドで先天性心疾患と闘っていた少女の母親。

新たに解禁されたキャストや、家族団らんなどのシーンが加わったビジュアルに加え、予告編では、宣政(大泉洋)が研究開発する中で、山本(有村架純)、石黒(光石研)、富岡(松村北斗)らと関わりを持つ様子と、宣政一家の葛藤が描かれています。妻・陽子(菅野美穂)が夫に寄り添い、ともに研究開発に邁進する様。余命宣告を受けた佳美(福本莉子)の姉妹・奈美(川栄李奈)と寿美(新井美羽)のやりきれない想い。そして、佳美の“魂の言葉”に涙を堪え切れず、佳美を見られなくなってしまう宣政の姿・・・・・・。
6月14日(金)公開となります。

ライター
ひとしねま

ひとシネマ編集部

ひとシネマ編集部