「ブレット・トレイン」©2022 Columbia TriStar Marketing Group,Inc. All Rights Reserved

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2022.9.02

ブレット・トレイン

毎週公開される新作映画、どれを見るべきか? 見ざるべきか? 毎日新聞に執筆する記者、ライターが一刀両断。褒めてばかりではありません。時には愛あるダメ出しも。複数の筆者が、それぞれの視点から鋭く評します。筆者は、勝田友巳(勝)、高橋諭治(諭)、細谷美香(細)、鈴木隆(鈴)、山口久美子(久)、倉田陶子(倉)、渡辺浩(渡)、木村光則(光)。

いつも厄介な事件に巻き込まれる不運な殺し屋レディバグ(ブラッド・ピット)が、東京発の超高速列車に乗り込む。それはブリーフケースを盗んで次の品川で降りるだけの簡単な仕事だったが、なぜか9人の殺し屋に命を狙われるはめに。レディバグらを乗せた列車は、終着駅の京都に向かって疾走していく。

伊坂幸太郎の小説「マリアビートル」が原作のアクションコメディーである。舞台は東海道新幹線だが、車内シーンはハリウッドのスタジオで撮られ、破壊的なバイオレンス、カラフルな装飾が満載でやりたい放題。日本のアニメや漫画のテイストを取り込みつつ、独自の様式美を追求した映像世界は、殺し屋たちの因縁話も盛り込まれ、あらゆる場面でハプニングが起こる。全編が冗談のようなバカバカしさだが、〝弾丸列車〟が暴走するクライマックスまで、爽快なアトラクション映画に仕上がった。真田広之らの脇役の見せ場もたっぷり。デビッド・リーチ監督。2時間6分。東京・TOHOシネマズ日比谷、大阪・あべのアポロシネマほか。(諭)

ここに注目

ブラピは相変わらずかっこいいなあと思わせておいて最後にそれを上回る真田広之、東海道新幹線の細かな特徴を生かしつつデフォルメされた列車、ここぞという場面で使われる曲。いわゆる〝日本っぽさ〟ともリアルな日本とも違うけれど、日本人だから楽しめる要素が満載だ。(久)

ブレット・トレイン

殺し屋レディバグ(ブラッド・ピット)は、超高速列車の中でブリーフケースを奪うよう指令を受けた。東京駅で乗車して間もなくブリーフケースを手に入れたものの、品川駅で降りようとしたところで、すご腕の殺し屋ウルフに襲われた。車内には計10人もの殺し屋が乗り合わせ、血みどろのブリーフケース争奪戦が繰り広げられる。伊坂幸太郎の小説「マリアビートル」が原作。
 
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