11月18日から全国順次公開がはじまった「NO 選挙,NO LIFE」で選挙の面白さを伝えるフリーランスライター・畠山理仁氏(50)。国政から地方選、海外の選挙など、25年の選挙取材歴を持つ畠山氏を追いかけたドキュメンタリー映画の同作の東西応援合戦上映が行われた。
先の上映になった大阪の第七藝術劇場では前田亜紀監督、畠山理仁がリモートで応援上映に参加し、上映後舞台挨拶行った。メイン館であるポレポレ東中野では12月3日以来、二回目の実施となり、満席の会場全体に向けて応援を届けた。
第七藝術劇場でリモート応援上映に参加した畠山は「リモートで応援するのは難しいですね、ただ、かつてない取り組みで、とても面白かった。」と話し、前田監督も「リモートで応援上映を行った作品はドキュメンタリー映画ではまずないと思うので、実験的な企画でしたね。」終了後リモート舞台挨拶に参加し、来場した方々に感謝の思いを述べた。
第七藝術劇場でのリモート参加後、ポレポレ東中野で2回目の実施となる応援上映に参加。上映前には会場を温めるべく、応援上映がんばろう三唱を全員で行い、上映がスタート。上映中は畠山が次の演説場まで走っているシーンで「がんばれ!ころぶな!」など声が飛び交い、「もう選挙取材をやめたい」とインタビューに答えるシーンでは、「やめるな!まだできる」と声援が届いた。
上映後の舞台挨拶で畠山は「いや~こんだけの方に応援され、最後泣いちゃいましたよ。感無量です。」と涙を浮かべ喜んだ。前田監督は「お客様の中で、応援上映とは知らずにきちゃった方、いらっしゃいますか?」と投げかけ、数名のお客様が挙手。その反応を見て「大丈夫でしたか?びっくりしませんでした?」と。会場から大きな拍手が起こり、「よかった!ありがとうございます。すごいですね、応援上映。みんなで体験できる。これが映画の醍醐味だと再確認しました。」と感謝を述べた。