夏の砂の上

©︎2025映画『夏の砂の上』製作委員会

公開日: 2025年07月03日

夏の砂の上

息子を亡くした喪失感から人生の時間が止まってしまった主人公が、17歳の姪との共同生活を通じて、乾ききった心に小さな希望の芽を見つけていく物語。原作は、読売文学賞で戯曲・シナリオ賞を受賞した松田正隆による同名の戯曲。「僕の好きな女の子」(2019年)や「そばかす」(22年)の玉田真也が監督・脚本を務めた。主演は共同プロデューサーも務めるオダギリジョー。髙石あかり、松たか子、満島ひかり、森山直太朗、高橋文哉、光石研が共演する。

<あらすじ>

雨が一滴も降らない、からからに乾いた夏の長崎。5歳の息子を亡くした喪失感から妻の恵子(松たか子)と別居中の小浦治(オダギリジョー)は、働いていた造船所が潰れても新しい職を探さずふらふらしていた。そこへ妹の阿佐子(満島ひかり)が、娘の優子(髙石あかり)を連れて訪ねてくる。阿佐子は、1人で福岡の男の元へ行くためしばらく優子を預かってくれという。こうして突然、治と姪の優子との同居生活がはじまる。

公式サイト: https://natsunosunanoue-movie.asmik-ace.co.jp/

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