「東京リベンジャーズ」シリーズなどの人気作を手がける脚本家・髙橋泉と、「凶悪」（2013年）などの俳優や監督としても活動する廣末哲万からなる映像ユニット「群青いろ」による17年ぶりの劇場公開作。

フォトグラファーを夢見る日和（古川琴音）は、派遣バイトで働きながら、写真を撮ってはSNSに発表していた。ある日、顔にピエロのようなメイクをした雨森（廣末哲万）を撮った写真をSNSにアップすると大バズりしてしまう。決して素顔を明かさない雨森は、「世界は笑顔に包まれているべき」と自腹で50円玉をつけた風船を路上で配っている。いつしか、雨森に惹かれていく日和だったが、雨森には人知れず苦しんできたショッキングな秘密があった。