オーガスト・マイ・ヘヴン

オーガスト・マイ・ヘヴン

大学の卒業制作「オーファンズ・ブルース」が第40 回ぴあフィルムフェスティバル PFF アワード2018グランプリ、ひかりTV 賞を受賞し、「裸足で鳴らしてみせろ」(2020年)で商業デビューした工藤梨穂監督のRoadstead オリジナル映画作品。主演は「オーファンズ・ブルース」以来の工藤との再タッグとなる村上由規乃。男二人の旧友「いづみ」 になりすます代理出席屋の女・城野譲役を演じる。

依頼人の親族や恋人、友人などを演じて冠婚葬祭や人が集まる場所に出席する代理出席屋を営む城野譲(村上由規乃)。譲の行きつけの中華料理屋の店員・三枝南平(諏訪珠理)は、そんな彼女に思いを寄せていた。8月のある日のこと。代行の仕事で葬儀場に訪れた譲は、いつか夢でみた見知らぬ男・長谷薫(藤江琢磨)に出会ってしまう。日を同じくして、中華料理屋で抱き合う南平と薫。薫は失踪していた南平の親友だったのだ。彼の無事を喜ぶ南平に「恩師の葬儀で〝いづみ〟に再会できた」と言う薫。しかし、そこに現れた女は彼らの旧友・いづみになりすました譲だった。10年ぶりの再会を果たしたと思い込み嬉々とする薫に、真実を言い出せない南平は、「彼と別れるまでいづみのなりすましを続けてくれないか」と譲に依頼する。

第74回ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・スペシャル部門に出品。
DVT(デジタルビデオトレーディング)プラットフォームRoadstead で独占発売予定。

©️Roadstead

公式サイト: https://roadstead.io/august_my_heaven

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