BISHU 〜世界でいちばん優しい服〜

©2024映画「BISHU 世界でいちばん優しい服」製作委員会

公開日: 2024年10月17日

BISHU 〜世界でいちばん優しい服〜

特別な手触りと美しさから高く評価され、国内外のハイブランドにも採用されている愛知県一宮市尾州地域で生産されるウール。一方で、世界三大毛織物(ウール)の産地として数えられる尾州にあっても、様々な問題や課題に悩む工場や企業が少なくない。本作は、そんな尾州を舞台に、発達障害を持ち壁にぶつかりながらも夢に挑戦する高校生と、家族や親友との希望を描く。

ロケ地やキャスティングなど、「東海エリアをシネマの聖地に!」をスローガンに掲げる「シントウカイシネマ聖地化計画」の第1弾作品となる本作の監督を務めるのは、東京藝術大学大学院の修了制作品「向こうの家」が、「ええじゃないかとよはし映画祭」初代グランプリほか、数多くの賞に輝いた西川達郎。主人公の史織を演じるのは、映画「ミッドナイトスワン」(2020年)で注目され、日本アカデミー賞新人俳優賞に輝いた服部樹咲。史織の姉・布美を「mellow」(20年)に主演した岡崎紗絵、史織の親友の真理子は、「愛のゆくえ」主演の長澤樹、史織と心を通わす少年を「怪物」(23年)で数々の賞を受賞した黒川想矢が演じる。

高校生の史織は、、明るく優しい性格だが、生活習慣へのこだわりが強く苦手なことも多い。ある日、史織が描いた服のデザインを見た親友の真理子は、一宮市のファッションショーに出品することを提案する。史織の服作りが始まるが、それを知った姉の布美は、挫折した経験を史織に重ね、応援したい気持ちと背中を押せない気持ちの板挟みになり、父の康孝は史織が傷つくことを恐れ猛反対するのだった。だが、史織自身は様々な人々と関わりながら服作りに取り組むことで、しだいにある思いが強くなっていく。

©2024映画「BISHU 世界でいちばん優しい服」製作委員会

公式サイト: https://bishu-movie.com/

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