俳優として「1+1=11」(2012年)や「飢えたライオン」(17年)への出演や、「蒲田前奏曲」(20年)の製作・出演、「愛のまなざしを」(21年)では、アシスタントプロデューサーも務め、直近では「緑のざわめき」(23年)への出演とコプロデューサーを務めた松林うらら(監督としての名義は松林麗)の長編映画監督デビュー作。シェアハウス「ブルーイマジン」を舞台に、性暴力やDV、ハラスメントで心に傷を負った女性たちの連帯と葛藤を描いた。
かつて映画監督から性暴力を受けたことのある俳優志望の斉藤乃愛(のえる・山口まゆ)は、性暴力やDV、ハラスメント被害を受けた女性たちを救済するためのシェアハウス「ブルーイマジン」に入居する。巣鴨三千代(松林うらら)が相談役を務める「ブルーイマジン」は、住人たち皆が心の傷みを知っている場所だった。乃愛は、「ブルーイマジン」に集う個性あふれる面々との交流を通じて、初めて自身の心の傷と向き合えるようになっていく。やがて乃愛は、勇気をふりしぼって〝声をあげるための行動〟を起こす決意をする。
©Blue Imagine Film Partners
公開日: 2024年03月15日
ブルーイマジン
予告編を見る:
監督 :
出演 :
プロデューサー :
脚本 :
音楽 :
撮影 :
照明 :
美術 :
録音 :
編集 :
原題:Blue Imagine
2023年 /日本、フィリピン /93分
配給 :
公式サイト: https://motion-gallery.net/projects/blueimagine
新着記事
期待を裏切らない面白さ! クレーアニメの最高峰シリーズ最新作「ウォレスとグルミット 仕返しなんてコワくない!」
「映像の鬼才」デビッド・リンチ監督を悼む 鮮烈な映像美に酔った「ツイン・ピークス」と「ブルーベルベット」
毎日映画コンクール3冠「夜明けのすべて」 「作品が愛されたことはうれしい。でも監督賞は……」 三宅唱監督
日本版「グラディエーター」大泉洋の魅力を再認識させた「室町無頼」は、2025年にまず見るべき一作だ