初監督作「そして私はパンダやシマウマに色を塗るのだ。」(2020年)がSKIPシティ国際Dシネマ映画祭やカナザワ映画祭などの映画祭でノミネート・受賞した武田かりん監督・脚本によるオリジナル初長編作品。学校に馴染めない中学生アンのひと夏のファンタジーを描いた。主演はいずれも映画初主演の渡邉心結(「第1回スター☆オーディション」グランプリ)と角心菜(ミスセブンティーン2021ファイナリスト)。
友達からは仲間外れにされて学校に馴染めず、いつもひとりぼっちの安藤絢子(アン)の唯一の居場所は薄暗い立ち入り禁止の階段。ある日「なんでも屋」からもらった魔法の万華鏡を覗くと立入禁止のはずの扉が開き、その先の屋上でアンは同じ万華鏡を持った生徒、佐田愛菜(アイナ)と出会う。1年前から別室登校をしているというアイナは、アンと同じようにひとりぼっちだった。2人はすぐに仲良くなり、夢のような夏休みを送る。やがて、楽しかった夏休みも終わりに差し掛かり、新学期が憂鬱なアンに、アイナはある提案をする。「ダイナマイトでさ、学校爆破しちゃおうよ」。
©︎2023 ブルーを笑えるその日まで
公開日: 2023年12月08日
ブルーを笑えるその日まで
監督 :
出演 :
プロデューサー :
脚本 :
撮影 :
照明 :
美術 :
ヘアメーク :
2021年 /日本 /99分
配給 :
公式サイト: https://motion-gallery.net/projects/bluewo
新着記事
黒澤明の大傑作「七人の侍」は、海外で今、どう見られているのか。メルボルン鑑賞リポート
フェイクニュースと陰謀論を疑似体験「エンタメ通してワクチンに」「フィクショナル」
自分の過去が暴かれるかもしれない恐怖を描くスリラー「ディスクレーマー 夏の沈黙」
高倉健没後10年「緋牡丹博徒 二代目襲名」をZ世代ライターが見た「強烈なインパクトを残す主役級の『瞳』」