企画・プロデュースは、「月はどっちに出ている」(1993年)や「パッチギ!」(2005年)、「フラガール」(06年)、「健さん」(16年)などを手掛けてきた李鳳宇。監督は、フリーの助監督として多くの作品に携わり、WOWOWノンフィクションW「君のことを忘れない~女優・渡辺美佐子の戦争と平和~」(13年)などのドキュメンタリー作品のディレクターも務めてきた松倉大夏。本作が長編映画デビュー作となった。また、ナレーションを俳優・小林薫が務めた。
豊臣秀吉の二度目の朝鮮出兵(慶長の役)の際に、主に西日本の諸大名が連れ帰った朝鮮人陶工。薩摩焼、萩焼、上野焼等は朝鮮をルーツに持ち、苦難の道のりを幾度となく乗り越え、今に至る技術と伝統を受け継いでいる。薩摩焼の十五代沈壽官、萩焼の十五代坂倉新兵衛、上野焼の十二代渡仁といった朝鮮をルーツに持つ陶工たちと、関係者や専門家たちのインタビューを通して、いま見つめ直すべき日本と韓国の陶芸文化の交わりの歴史、そして伝統の〝継承〟とは何かを浮かび上がらせる。
公開:2024年5月
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公開日: 2024年05月17日
ちゃわんやのはなし ―四百年の旅人―
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2023年 /日本 /117分
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公式サイト: https://www.sumomo-inc.com/chawanya
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