「グラン・ブルー」（1988年）や、「ニキータ」（90年）、「レオン」（94年）のリュック・ベッソン監督が実際の事件に着想を得て、脚本、監督を手がけたバイオレンス・アクション。主演は、「アンチヴァイラル」（12年）で映画初主演し、2018年には出演した3作品がアカデミー賞ノミネートされたケイレブ・ランドリー・ジョーンズ。

ある夜、警察に止められた一台のトラック。運転席には負傷し、女装をした男。そして荷台には十数匹の犬。犬小屋で育てられ〝ドッグマン〟と呼ばれるその男は、世間に馴染もうとするが、人に裏切られ、苦しめられ、深く傷つき、犬たちに何度も助けられてきた。やがて男は、絶望的な人生を受け入れて生きていくため、犬たちと共に犯罪に手を染めてゆくが、〝死刑執行人〟と呼ばれるギャングに目を付けられる。

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