原作は、中国のベストセラー作家、紫金陳（ズー・ジェンチン）の小説「坏小孩」（The Gone Child）。2020 年にドラマ化され、動画サイト iQIYIで総再生数20億回を記録など、中国で社会的なヒットとなった。殺人犯と少年たちの心理戦を描くサスペンスを、平成「ガメラ」3 部作や「デスノート」（2006年）などのヒット作を手がけた金子修介監督が映画化した。

それは完全犯罪のはずだった。まさか少年たちに目撃されていたとは…。義理の両親を崖の上から突き落とした東昇（岡田将生）の凶行を偶然カメラに収めてしまった安室朝陽（羽村仁成）、上間夏月（星乃あんな）、上間浩（前出燿志）の3人。「1,000万はいけると思う」。3人は証拠映像を元に東昇を強請るが、東昇は「そんな金すぐには用意できない」と少年らの要求を拒否する。「それっておじさんが入り婿だから？」と朝陽に核心を突かれた東昇は…。

東京国際映画祭2023ガラ・セレクションにて上映。

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