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タグ：金子修介

金子修介

かねこ　しゅうすけ

1955年6月07日生まれ

映画監督

「金子修介」記事件数

2件

「ゴールド・ボーイ」　二転三転する駆け引きにくぎ付け
中国でドラマ化され人気を集めたズー・ジンチェンの小説を原作に、舞台を沖縄に移して映画化した。地元有名実業家の婿養子である東昇（岡田将生）は、義理の両親を崖の上から突き落として殺害する。完全犯罪のはずだったが、3人の少年少女が映した動画に偶然その模様が捉えられていた。3人は東を脅迫して大金を手に入れようと画策する。東と3人の子供たちの二転三転する駆け引きに終盤までくぎ付け。計算し尽くされた犯罪をあっさりと実行に移す東、大人顔負けの知恵を駆使して東を翻弄（ほんろう）する子供たちとの緊迫感あふれるやり取りに魅了される。警察や子供たちの親など周囲の大人はうろたえるだけで、ほぼ蚊帳の外。悪党自慢のよ...
2024.3.08
〝オタク臭〟なき怪獣映画「ゴジラ-1.0」　昭和生まれ特オタ記者の感慨と寂しさ
「ゴジラ-1.0」は特オタ（特撮オタク）の臭いがしない。これって、けっこう新鮮なことではないか。少なくとも、特オタの端くれである筆者はそう感じた。 1980年代の復活後押し 1984年の復活「ゴジラ」（橋本幸治監督）以降の日本の怪獣映画には、常にどこか特オタ向けの部分があった。キングギドラ、モスラなどおなじみの人気怪獣の登場だけでなく、佐原健二、宝田明、小泉博など往年の特撮映画常連俳優の起用、伊福部昭の音楽、かつての名作のオマージュ的なセリフなどなど――。そもそも80年代にゴジラが復活した原動力の一つが特オタ（当時の呼び名は「マニア」だったが）たちの活発なファン活動だったから、...
神保忠弘
2023.11.25
「ゴジラ×コング新たなる帝国」六つの魅力！　を徹底解剖
昨秋公開された山崎貴監督による「ゴジラ-1.0」の興奮冷めやらぬこの春、アメリカから同作を超えんばかりのモンスター映画がやってきた。ゴジラ70周年×「モンスター・ヴァース」シリーズ10周年作品「ゴジラxコング新たなる帝国」（2024年４月26日全国公開）である。すでに公開国では驚異的大ヒットを記録している。その魅力はいかなるものか？「ひとシネマ」編集部の目でご案内しよう。 ◎魅力１◎ゴジラとコングの位置付け「モンスター・ヴァース」でのゴジラ像は日本版ゴジラ像とは異なる。どこか宗教的なたたずまいを漂わす日本版に対して、「モンスター・ヴァース」版は、比類なき物理的パワーが...
ひとシネマ編集部
PR東宝
2024.4.25

関連映画情報

ゴールド・ボーイ
原作は、中国のベストセラー作家、紫金陳（ズー・ジェンチン）の小説「坏小孩」（The Gone Child）。2020 年にドラマ化され、動画サイト iQIYIで総再生数20億回を記録など、中国で社会的なヒットとなった。殺人犯と少年たちの心理戦を描くサスペンスを、平成「ガメラ」3 部作や「デスノート」（2006年）などのヒット作を手がけた金子修介監督が映画化した。それは完全犯罪のはずだった。まさか少年たちに目撃されていたとは…。義理の両親を崖の上から突き落とした東昇（岡田将生）の凶行を偶然カメラに収めてしまった安室朝陽（羽村仁成）、上間夏月（星乃あんな）、上間浩（前出燿志）の3人。「1,00...
製作年 2022年監督：金子修介