決して遠くない日本の未来を舞台に〝友達〟という存在の揺らぎを描く青春映画。監督・脚本は、坂本龍一のコンサートドキュメンタリー映画「Ryuichi Sakamoto | Opus」(2023年)の演出を手がけ、本作が長編劇映画監督デビューとなる空音央。主人公のユウタとコウを、オーディションで選ばれ、本作が共にスクリーンデビューとなる栗原颯人と日高由起刀が演じる。
仲間たちと音楽や悪ふざけに興じる日々を過ごしているユウタ(栗原颯人)とコウ(日高由起刀)は、幼馴染で大親友。高校卒業間近のある晩、こっそり忍び込んだ学校で、2人はとんでもないいたずらを仕掛ける。翌日いたずらを発見した校長は激昂し、生徒を監視する AI システムを導入する騒ぎにまで発展する。この出来事をきっかけに、コウは、それまで蓄積していた自身のアイデンティティと社会に対する違和感について深く考えるようになる。その一方で、今までと変わらず仲間と楽しいことだけをしていたいユウタ。2人の関係は次第にぎくしゃくしはじめる。
© 2024 Music Research Club LLC
公開日: 2024年10月03日
HAPPYEND
予告編を見る:
監督 :
出演 :
脚本 :
撮影 :
美術 :
音楽 :
サウンドスーパーバイザー :
プロデューサー :
編集 :
2024年 /日本、アメリカ /113分 /PG12
配給 :
公式サイト: https://www.bitters.co.jp/HAPPYEND/
関連記事
新着記事
だれもが主役になれるクリスマス「ラブ・アクチュアリー」 優しさにあふれた勇気の物語
魔性の女・令和のナオミに溺れた中年男が見つけた〝生きる意味〟 「痴人の愛」
この1本:「正体」 〝5役〟熱演、横浜流星
特選掘り出し!:「ザ・バイクライダーズ」 栄枯盛衰を哀歓豊かに