1998年の大映作品「蛇の道」を原案に、全編フランスロケ、フランス語にて撮影されたリベンジ・サスペンス。監督・脚本は、「岸辺の旅」(15年)が第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞、第77回ベネチア国際映画祭では「スパイの妻」(20年)が銀獅子賞を受賞、第74回ベルリン国際映画祭で新作「Chime」が上映された黒沢清。主人公の精神科医、新島小夜子(さよこ)役を演じるのは、「Dr.コトー診療所」(22年)、「君たちはどう生きるか」「ミステリと言う勿れ」(23年)など、話題作への出演が続く柴咲コウ。殺された娘の復讐に燃える男・アルベール役を、主演を務めた「レ・ミゼラブル」(19年)が第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で審査員賞を受賞したダミアン・ボナールが演じる。
何者かによって8歳の愛娘を殺された父、アルベール・バシュレ(ダミアン・ボナール)。偶然出会った精神科医の新島小夜子(柴咲コウ)の協力を得て、犯人を突き止め、復讐することを生きがいに、殺意を燃やしていく。
© 2024 CINÉFRANCE STUDIOS – KADOKAWA CORPORATION – TARANTULA
公開日: 2024年06月13日
蛇の道
監督 :
出演 :
脚本 :
2024年 /フランス、日本、ベルギー、ルクセンブルク /113分 /G
配給 :
公式サイト: https://movies.kadokawa.co.jp/hebinomichi/
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