イタリア・ユニセフ共同製作作品。本を通して老人と少年の交流を描いたハートウォーミングなストーリー。老人が少年に贈る本たちは、人生を豊かに形づくるヒントが詰まった「幸せのブックリスト」。監督・脚本は、ドキュメンタリーやバラエティ番組の制作でキャリアを積んできたクラウディオ・ロッシ・マッシミ。本作で、2021年にアテネ国際月間芸術映画祭の名誉賞、ヴェスヴィオ国際映画祭の主演男優賞、アンダー・ザ・スターズ国際映画祭の最優秀作品賞をはじめ多くの賞に輝いた。尚、作品中に、なぞなぞ好きの男役として特別出演している。
イタリアの美しい村の丘の上の小さな古書店。ある日、店主のリベロは店の外で本を眺める移民の少年エシエンに声を掛ける。リベロは、好奇心旺盛なエシエンに、コミックから児童文学、中編小説、長編大作、さらに専門書まで、次々と店の本を貸し与えていく。エシエンの感想を聞きながら、様々な知識やものの見方、考え方など、リベロはジャンルを超えて叡智を授ける。そして、イタリア語で「自由(Libero)」を意味する自身の名の通り、エシエンに自由であること、誰もが幸せになる権利を持つことを伝えていく。
© 2021 ASSOCIAZIONE CULTURALE IMAGO IMAGO FILM VIDEOPRODUZIONI
公開日: 2023年03月02日
丘の上の本屋さん
予告編を見る:
監督 :
出演 :
ナレーション :
脚本 :
撮影 :
美術 :
編集 :
衣装 :
メーク :
2020年
配給 :
公式サイト: http://mimosafilms.com/honya/
新着記事
俳優今泉マヤが見た「アイミタガイ」 胸を熱くする託された思い
猫が問いかける「住みよい社会とは?」 観察映画「五香宮の猫」 想田和弘監督
この1本:「破墓/パミョ」 素性が分からぬ怖さ
特選掘り出し!:「まる」 監督の覚悟と意志が鮮明に