H&MやGU、スターバックス、日清カップヌードル×ラフォーレ原宿の広告、ウンナナクール等の企業ブランディング、桑田佳祐や吉澤嘉代子らのCDジャケット、さらにはドラマやCM制作を手掛けるアートディレクター千原徹也の念願だった映画製作。芥川賞作家・川上未映子の短編集「愛の夢とか」(講談社文庫)内収録の『アイスクリーム熱』を原案に、川上の世界観を受け継ぎながら、千原ならではの色彩感覚とビジョンを加えた。
主演は、第46回日本アカデミー賞で10部門の優秀賞に輝いた「ハケンアニメ!」(2022年)や、「ガンニバル」(2022年)で、日本映画界に存在感を増しつつある吉岡里帆。ミステリアスな作家・橋本佐保に扮したのは、千原が2020年に企画・監督したドラマ「東京デザインが生まれる日」に主演のモトーラ世理奈。また、菜摘のアルバイトの後輩、桑島貴子役に、音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」のボーカル・詩羽が抜擢され、劇中の重要シーンで流れる劇中曲も歌い上げている。
デザイン業界を諦め、アイスクリーム店でバイトをしている常田菜摘(吉岡里帆)。ある日、作家の橋本佐保(モトーラ世理奈)と出会い、彼女の存在に運命的なものを感じる。デザイン業界への復帰か、アイス屋を続けるかで悩む菜摘だが、アイスクリーム店のバイト仲間で後輩の桑島貴子(詩羽)は、菜摘の変化を複雑な思いで見つめていた。一方、アイスクリーム店のご近所さんの高嶋優(松本まりか)は、姉の娘である美和(南琴奈)が何年も前に出ていった父を探すためにやって来る。いきなり共同生活が始まるが、優の不安はそれだけではなかった。4人の思いは微かで淡いながらも、抗えない衝動が切なくも確かに疾走していく。
©2023「アイスクリームフィーバー」製作委員会
公開日: 2023年07月13日
アイスクリームフィーバー
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2023年 /日本 /104分 /G
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公式サイト: https://icecreamfever-movie.com/
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