神戸国際ギャング

``無国籍時代``の神戸を舞台にギャングたちの抗争を描く。戦後すぐの神戸。無法者たちが横暴を極めていた時代、雑草のように誕生した男女混成のギャング団があった。ボスは気が荒いが情に弱い団(高倉健)、副首領は冷血漢の大滝(菅原文太)、そして男勝りのマキ(真木洋子)など、復員兵あがりの命知らずの人間たちで構成されている。しかし、次第に団と大滝の歯車がかみ合わないようになり、ついに接収ダイヤをめぐって二派は対立する。(追悼特別展「高倉健」図録より)

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