1945年8月6日に矢須子(田中好子)は瀬戸内海の小舟の上から原爆の強烈な閃光を見て、その後空から降り注ぐ黒い雨を浴びて被爆した。戦後、叔父(北村和夫)は何とか矢須子を嫁がせようと腐心するが、被爆のことが先方に知られるたびに破断となってしまう。そのうち、矢須子の体に徐々に異変が起き……。
井伏鱒二の同名原作を今村昌平監督が映画化。戦争と原爆への怒りをあらわにする名作。
公開日: 1989年05月12日
黒い雨
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1989年 /日本 /123分
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