リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界

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公開日: 2025年05月08日

リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界

トップモデルから転身し、従軍記者としてイギリスやドイツの戦争や収容所を撮影、歴史的な「ヒトラーの浴室」を記録した20世紀を代表する女性写真家の1人として数えられるリー・ミラーの知られざる人生を描く。監督は、「エターナル・サンシャイン」(2004年)の撮影監督として知られ、本作が長編デビュー作となるエレン・クラス。本作の製作総指揮であり、主演としてリー・ミラー役を務めたケイト・ウィンスレットがエレンを監督として抜擢した。さらに、マリオン・コティヤール、アンドレア・ライズボロー、アンディ・サムバーグ、アレクサンダー・スカルスガルドら豪華俳優陣をケイト自らがキャスティングした。

リー・ミラー(ケイト・ウィンスレット)は、ソランジュ・ダヤン(マリオン・コティヤール)やヌーシュ・エリュアール(ノエミ・メルラン)ら芸術家や詩人の親友たちとの休暇中に、芸術家でアートディーラーのローランド・ペンローズ(アレクサンダー・スカルスガルド)と出会い、恋に落ちる。だが、ほどなく第二次世界大戦の脅威が迫り、一夜にして日常生活のすべてが一変する。写真家としての仕事を得たリーは、アメリカ「LIFE」誌のフォトジャーナリスト兼編集者のデイヴィッド・シャーマン(アンディ・サムバーグ)とチームを組む。そして従軍記者兼写真家としてブーヘンヴァルト強制収容所やダッハウ強制収容所など次々とスクープを掴み、ヒトラーのアパートの浴室でポートレートを撮り戦争の終わりを伝える。だが、それらの光景は、リー自身の心にも深く焼きつき、戦後も長きに渡り彼女を苦しめることとなる。

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公式サイト: https://culture-pub.jp/leemiller_movie/

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