ホラージャンルに絞った一般公募フィルムコンペティション「日本ホラー映画大賞」（主催：KADOKAWA）の初大賞受賞作品「みなに幸あれ」の映画化。〝誰かの不幸の上に、誰かの幸せは成り立っている〟という人類の宿痾をテーマに、得体の知れない恐怖と向き合う主人公を描く。

久しぶりに田舎に住む祖父母に会いに来た看護学生の孫。家族水入らずで幸せな時間を過ごすが、どこか違和感を覚える。祖父母の家には〝何か〟がいる。そして人間の存在自体を揺るがすような根源的な恐怖が迫って来る。

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