「相続」と「家族」をテーマに、「成年後見制度」(2000年に発足)の問題を描きつつ、〝時価6憶円〟の値打ちを持つといわれる伝説の真珠を巡るある家族の大騒動を描く、〝学びあり〟〝笑いあり〟〝涙あり〟のハートフル・エンターテイメント。監督・脚本は、「利休にたずねよ」(2013年)や「海難1890」(15年)、「天外者」(20年)の田中光敏監督と脚本・小松江里子が本作でもタッグを組んだ。伊勢志摩で真珠の養殖業を営む両親をもつ三人姉妹の三女で、主人公の大亀遥海を演じるのは、映画、ドラマ、舞台と幅広く活躍する比嘉愛未。もう1人の主人公で、認知症の疑いがある遥海の父親の成年後見人として大亀家に関わる弁護士・城島龍之介を三浦翔平が演じている。
東京のIT企業で働く大亀遥海(比嘉愛未)は、母が亡くなった知らせを受け、通夜に参列するため、帰らないつもりだった故郷に帰省する。そこに、弁護士の城島龍之介(三浦翔平)現れ、父・仙太郎の財産管理を引き受けることを告げる。父の認知症を知った姉妹は驚くが、龍之介は仙太郎が6億円の価値がある真珠を隠し持っていることを知る。真珠を売却し、巨額の付加報酬を得るために、龍之介は必死に真珠を探すが、姉妹たちも真珠の存在を知り、龍之介よりも先に見つけようと探し回るのだが…。
©️2022「法定相続人」製作委員会
公開日: 2023年10月05日
親のお金は誰のもの 法定相続人
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スクリプター :
2021年 /日本 /103分
配給 :
公式サイト: https://oyanookane-movie.com/
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