クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男

公開日: 2023年08月10日

クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男

1992年、「レザボア・ドッグス」で監督デビュー。カンヌ国際映画祭で一躍時の人となった奇才クエンティン・タランティーノ。その後も新作を発表するたびに映画ファンを熱狂させ、まさに〝タランティーノ映画〟と呼ぶしかない唯一無二のジャンルを打ち立てた。彼は、いったいどうやって奇想天外な物語を次々と生み出し、観たこともない映像を作り出し続けることができるのか?「長編を10本撮ったら、映画監督を引退する」と公言しているタランティーノ、近く完成するだろう最後の1本の前に、出演俳優たちやプロデューサー、スタッフの証言を通してタランティーノの頭と心の中に迫るドキュメンタリー。

「レザボア・ドッグス」の伝説の耳切りシーン。「パルプ・フィクション」(1994年)のジョン・トラボルタの役は、別の俳優の予定だった。「ジャッキー・ブラウン」(1997年)の亡きロバート・フォスター感涙秘話。「キル・ビル」でのユマ・サーマン、事故の真相。タランティーノのスタントマンへの愛に胸が熱い「デス・プルーフ in グラインドハウス」(2007年)。アカデミー賞俳優ジェイミー・フォックスが、「ジャンゴ 繋がれざる者」(2012年)でタランティーノからまさかの説教。「クエンティンに殺されると思った」と語る「イングロリアス・バスターズ」(2009年)のダイアン・クルーガー。「ヘイトフル・エイト」(2015年)の天才的脚本の裏側。最後にティム・ロスが「少し知っている」と明かす引退後の計画とは?

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