世界を変えるきっかけとなった2人の少年の実話を40年の時を経て映画化。主人公のニーノとジャンニは、オーディションを勝ち抜き選ばれた新星俳優ガブリエーレ・ピッツーロと、ダンサーとしても活躍するサムエーレ・セグレート。監督を務めたのは、イタリアで俳優として活躍するジュゼッペ・フィオレッロ。初監督となる本作で、イタリアの歴史ある映画賞であるナストロ・ダルジェント賞で新人監督賞を受賞した。

1982年、初夏の日差しが降りそそぐイタリア・シチリア島で、バイク同士でぶつかり、気絶して息もできなくなった17歳のジャンニに駆け寄ったのは、16歳のニーノ。育ちも性格もまるで異なる2人は一瞬で惹かれあい、友情は瞬く間に激しい恋へと変化していく。だが、少年たちの眩しすぎる恋は、ある日突然の終わりを迎える。

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