南極物語

南極に置き去りにされた2匹の樺太犬の生命力と、調査隊の犬係の悔恨を描く。1958年、南極探検隊の第一次越冬隊が第二次と交代するとき、15匹の樺太犬は置き去りにすることになった。犬係の潮田(高倉健)は帰国して以来、樺太犬の提供者に詫びて歩く。そんな彼に世間の目は冷たかった。第三次越冬隊が編成されることになり潮田も志願。南極の過酷な環境を、強靱な体で生き抜いたタロとジロに再会する。(追悼特別展「高倉健」図録より)

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