永井荷風が1931年に発表した同名小説を原案に、小説の普遍性を踏襲しながらコロナ禍の渋谷に舞台を移し、パパ活で自分の体目当てにしか考えていない男たちを相手に、奔放さと逞しさを持って生き抜こうとする女性たちの青春と友情を描く。監督は、「なん・なんだ」(2022年)や「蒲団」(24年)を手がけ、三島有紀子監督の「一月の声に歓びを刻め」(24年)のプロデュースを務めた山嵜晋平。「ろんぐ・ぐっどばい 探偵古井栗之助」(17年)や「なん・なんだ」、「花腐し」(23年)の中野太が脚本を務めた。
キャバクラで働いていた琴音(高橋ユキノ)は、コロナ禍で仕事もお金もなくなり、行き場を失っていた。そんな時、知り合った楓(吉田伶香)の紹介で出会い系喫茶に出入りする様になり、パパ活をすることで日々を切り抜ける生活をしている。おかしな客に絡まれたりネット上で中傷をされたりしながらも、あっけらかんと逞しく生きている琴音は、あることがきっかけで、同じ出会い系喫茶でパパ活をする大学生のさくら(西野凪沙)と出会う。性格も育ちも自分とは正反対。生まじめで何事も重く受け止めてしまうさくらと琴音は不思議とウマが合い、友情を深めていく。
©️2024BBB
公開日: 2024年06月21日
つゆのあとさき
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2024年 /日本 /105分 /R15+
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公式サイト: https://tsuyunoatosaki.com/
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