リム・カーワイ監督の「どこでもない、ここしかない」（2018年）、「いつか、どこかで」（19年）に続くバルカン半島３部作の完結編。パンデミック、戦争という世界が体験した現実の中で、人間の孤独と希望を映し出す。

エバは旅先のバルカン半島で、映画監督のジェイと出会う。その後、パンデミックと戦争が世界を襲う。ジェイはエバにメッセージを残して姿を消してしまう。エバはジェイを探しに再びバルカン半島を訪れ、かつてエバが出演していた映画が完成していたことを知る。セルビア、北マケドニア、ボスニアでジェイを探す中で、エバはジェイの過去と秘密を知ることになる。

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