Jodie Comer
1993年3月10日 生まれ
「フリー・ガイ」(2021年)「最後の決闘裁判」(2021年)「ナポレオン」(2023年)「The Bikeriders」(原題)(2023年)
1960年代後半のアメリカでは、バイクに乗ったギャングや流れ者を主人公にしたアウトロー映画が盛んに作られた。本作はシカゴを拠点にしたバイク集団〝アウトローズ〟の日常を記録したダニー・ライオンの写真集に触発された一作。「ラビング 愛という名前のふたり」以来となるジェフ・ニコルズ監督、8年ぶりの新作だ。 シカゴ在住の若い女性キャシー(ジョディ・カマー)が、バイククラブに所属する謎めいた若者ベニー(オースティン・バトラー)と出会い、電撃的に結婚。一方、カリスマ的なリーダーのジョニー(トム・ハーディ)は、巨大化するクラブを制御できなくなり、敵対勢力との抗争に疲弊していく。 バイクの疾走シーンや暴力...
2024.11.29
14世紀末のフランス。騎士ジャン(マット・デイモン)の妻マルグリット(ジョディ・カマー)は、夫の旧友ジャック(アダム・ドライバー)にレイプされたと訴える。しかし、ジャックは無実を主張。真実の行方は男同士の決闘に委ねられる。敗者は死罪、夫が負ければマルグリットも偽証罪で火あぶりという命がけの闘いが始まる。 神は正義の者に勝利を与えるとする神明裁判が行われていた中世の実話に基づき、出世を巡るジャンとジャックの確執、密室で起きた事件のあらましを3人それぞれの視点で描く。同じ出来事を映し出していても、それぞれの思惑によって受け止め方がまったく違うことに驚かされる。 「合意があった」と強弁するジャック...
2021.10.14
5年で日本を3000キロ縦断 東北の震災で家族を失ったジャーマンシェパード犬の多聞(たもん)は、離れ離れになった大切な人に会うため5年の歳月をかけて日本を3000キロ縦断する。その途中で出会った人々は多聞と過ごす時間のなかで心が癒やされ人生に希望を見いだしていく。人と人とをつなげながら旅する多聞はどこへ向かっているのか――。 「ラーゲリより愛を込めて」にもクロという犬が 瀬々敬久監督、林民夫脚本と言えば「ラーゲリより愛を込めて」が記憶に新しい。戦後10年、ラーゲリ(収容所)で強制的に働かされた日本人たち。この生活はいつまで続くのか、果たして祖国に帰れる日は来るのか……と希望を見い...
PR東宝
2025.3.10
「スラムドッグ$ミリオネア」(2008年)でアカデミー賞監督となるダニー・ボイルと脚本家のアレックス・ガーランドのコンビが2002年に手掛けた「28日後…」は、人間の脳を破壊し、凶暴化させるウイルスが蔓延したロンドンを舞台に、生き残ったわずかな〝人間たち〟が、人間ではないものに変わり果てた〝感染者〟と死闘を繰り広げるサバイバルホラー。低予算ながら人気を博し、2007年には続編となる「28週後…」が公開された。そして今回、「28年後…」として新たな物語が描かれた。 出演は、「クレイヴン・ザ・ハンター」(24年)のアーロン・テイラー=ジョンソン、「ザ・メニュー」(22年)や「ハリー・ポッター」シ...
1965〜1973 年にかけてシカゴのバイクライダーの⽇常を描写したアメリカの写真家ダニー・ライアンのソーシャル・ドキュメンタリー「The Bikeriders」にインスパイアされた本作。「マッドマックス 怒りのデスロード」(2015年)や「ヴェノム」(18年)のトム・ハーディと、「エルヴィス」(22年)や「デューン 砂の惑星 PART2」(24年)などのオースティン・バトラーが初共演。「テイク・シェルター」(11年)や「ラビング 愛という名前のふたり」(16年)のジェフ・ニコルズが監督・脚本を務める。 1965年のシカゴ。キャシー(ジョディ・カマー)が、出会いから5 週間で結婚を決めた男は...